184.黛と武満

黛敏郎も武満徹も、雅楽など伝統音楽を積極的に取り入れた。「ヨーロッパの模倣ではヨーロッパに叶わない」というのが、黛。一方、武満は作曲を始める前にドビュッシーを聴くのが常であったという。どちらが、より日本的か?一見、黛かと思われるが、実は武満である。日本の素材を使っているから日本的、ヨーロッパの模倣だからヨーロッパ的といった決めつけは誤解のもと。